【厳選】スコッチグレインのコスパ最強おすすめ8選!【3〜4万円でまとめました】

革靴

かめまるです。

 

スコッチグレインはリーガルほど名前が知られていませんが、実はメイドインジャパンです。アウトレット展開もしているので、もしかしたらお店に入ったことがある方も多いと思います。コスパが良くて個人的にめちゃくちゃおすすめなブランドです!

 

 

スコッチグレイン(scotch grain)とは

スコッチグレインは株式会社 ヒロカワ製靴が展開しているブランドです。台東区で創業し、現在は墨田区を拠点としています。つまり、生粋のメイドインジャパンです。

 

スコッチグレインには3つの特徴があります。

 

厳選された素材

革へのこだわりがものすごく強いです。というのも社長自らがフランス、ドイツ、イタリアなどヨーロッパのタンナーから直接革を買い付けているからです。有名なところで言うと、エルメスの鞄でも使われているフランスのアノネイ社、ドイツのワインハイム社です。スコッチグレインでは世界中から厳選した最高の素材を使用しています。もちろん国産の栃木、姫路の革もあります。ちなみにタンナーとは皮を革にする人で、革製品の良し悪し決めます。

 

日本人に合う靴の形

海外の高級靴を買っても自分の足の形に合わないことって結構あると思います。それもそのはず、日本人と欧米人では足の形に大きな違いがあります。日本人は甲高で幅広でかかとの丸みが少ない農耕民族特有の形をしています。欧米人はその逆です。つまり、どんなに気に入ったデザインや革だとしても海外のブランドの場合、自分の足に合う形である確立は非常に少ないです。

 

スコッチグレインは半世紀以上に渡り、日本人に合う木型をコンマ数ミリ単位で調整しています。歩行癖も考えて作られた木型はなんと1万足分以上あります。

 

長く履き続けられる製法

スコッチグレインの靴は全て「グッドイヤーウェルト製法」です。靴を長く履くためには、定期的なメンテナンスは必要不可欠です。グッドイヤーウェルト製法は、靴の本体部分であるアッパーと中底、コバの3つを縫い付けた後にアウトソールを縫う製法です。このでは靴底の張り替えが可能なため手直しを繰り返しながら長く大切に使っていくことができます。一般的には4〜5回程度張り替え可能です。

 

 

スコッチグレインとリーガルはどっちがいい?

✔︎リーガルの上位互換がスコッチグレイン

国内のシューズブランドと言ったら、ぶっちゃけリーガルのが有名です。でもリーガルにはリーガルの良さがあり、スコッチグレインにはスコッチグレインの良さがあります。一概にどちらがいいとは言えません。両社ともすばらしいブランドあることは間違いないです!2〜3万円で革靴を探している方は[厳選]REAGALのコスパ最強おすすめ7選! 2〜3万円前後でまとめましたでリーガルのおすすめを紹介していますので参考にしてください。

 

リーガルよりワンランク上の層がターゲット

経営戦略のひとつにターゲット層を定めてマーケティングするというのがあります。リーガルは「老若男女幅広い層」に対し、スコッチグレインは「靴にこだわりを持つ層」をターゲットに経営展開をしていると感じます。それは、革や木型に並々ならぬ情熱を持っていることや店舗での靴磨きを実施ていることから分かります。つまり、リーガルよりも上質な革を使った靴を手に入れられます。

 

初めから鏡面磨きがされている

スコッチグレインの大きなポイントだと思います。店舗で購入した靴はピカピカな状態で手に入ります。靴は仕上げることで、その靴の魅力をより一層引き出します。また、鏡面磨きは新品の靴の場合、プロでも難しいと言われています。それが最初からされているのはかなり嬉しいですよね!

 

 

スコッチグレインのおすすめ8選

✔︎ストレートチップ

黒色のストレートチップは最もフォーマルと言われています。特徴としては、トゥ(つま先)に横一文字(ストレート)のラインが入ったデザインです。お堅い靴なので冠婚葬祭の時に履く靴です。着用シーンを問わずに履ける万能マンなので必ず1つは必要になります。

 

僕個人的には、黒のストレートチップを履きこなしている人は最高にかっこいいと思います。紳士を極めるならストレートチップは履きこなせるようにしましょう!

 

アシュランス 3526BL(EEE)

 

アッパーには撥水レザーを使用し、ソールは軽量のラバーソールを採用しています。ビジネスマンにとって雨は強敵だと思います。撥水レザーなので多少の雨なら気にせずにガシガシ履けます。ソールがラバーなので、タイルの上でツルっと滑ることなくグリップが効きくのはビジネスマンにとって大きい存在です!

 

ちなみに(E)は靴の横幅を表しています。例えばEEEとEが多くなるにつれて、横幅が大きくなります。

 

正統派ストレートチップは、ステッチを埋め込んで、全体をすっきりした表情にまとめました。国産高級カーフの光沢とシンプルなデザインは、フォーマルな装いにも、ややカジュアルなデイリーにも履きこなせる、応用範囲の広い一足です。

紳士なら、一足は持っていたい定番シューズです。

出典:https://www.scotchgrain-shop.com

 

オデッサ 916BL(E)

 

オデッサの木型(ラスト)を使用した靴です。オデッサの特徴は、細身でロングノーズのスタイリッシュなデザインです。ブラックとブラウンの2色展開で、ブラックの革には高級メーカーのアノネイ社ボカルーをブラウンの革にはアノネイ社のベガノを使用しています。値段以上にその質感に感動します!

 

シンプルだからこそ、美しいフォルムが際立つ。紳士靴本来の美しさを追求したデザインが、このストレートチップ。シングルEのシャープなライン、低く抑えたトゥ、ノーズは細く長く、ヒールカップもシャープにと、無駄の無いすっきりしたデザインに仕上げました。正統派の内羽根式ストレートチップ。エレガントで端正な顔立ちの一足です。

高級カーフに上質で繊細なテクスチュアを施した甲革は、お手入れするほど光沢感に磨きがかかり、本格革独特の味わいをお楽しみいただけます。さらに「モルトドレッシング」で磨き上げた光沢は、一級の革靴を楽しむ喜びを味わうとともに、いつまでも飽きのこない光沢と質感をもたらしてくれます。

出典:https://www.scotchgrain-shop.com

 

 

✔︎ブローキング

ストレートチップと似たようなデザインで違いが分かりにくいですが、一言で言うと穴飾りがあるかどうかの違いです。ちなみに穴飾りのことをブローグと呼びます。ブロキーングにも3種類あります。飾りの多いものからフルブローグ>セミブローグ>クオーターブローグになります。

 

セミブローグ 05T0010

3種類のブローキングで、程よい装飾感だと僕は思います。セミブローグ(ウイングチップ)より華やかではないのでビジネスシーンでも活躍できます。ヨーロッパではビジネスシューズとしてお馴染みのデザインです。ただし、冠婚葬祭には少し不向きなので注意が必要です。

 

このモデルも先ほどと同様にオデッサのラストを使用しています。革もブラックはアノネイ社のボカルー、ブラウンにはベガノが採用されています。控えめに言ってこの価格でこの品質はめちゃくちゃコスパ高いです!上質な革はツヤが圧倒的に良いです。

 

フルブローグ 05T0325

ブローキングの中で最も華やかなフルブローグ(ウイングチップ)です。カジュアル要素の強い靴になりますので私服に合わせるのをおすすめです。派手なデザインなので、結婚式の2次会に履くのが多いです。ストレートチップしか持っていない方は、対極にあるウイングチップを持っているとスタイルが大幅に広がります。

 

アッパーは撥水レザーを使用し、ソールは軽量のラバーソールを採用していますので、走ったり踊ったり多少激しい動きをしても滑らないので安心です。※あまりそんな動きはしないと思いますが…

 

 

✔︎モンクストラップ

モンクストラップは修道士(モンク)が履いていたことから付けられた名前です。この靴はどちらかと言えばカジュアルな部類に入ります。意外ですよね!モンクが履いてるくらいだからフォーマルなんかなって思いますけどね。

 

ストラップの金具が飾りに見られることもある為、プレーントゥよりも少しカジュアルにしたい時に履くのがベターです!この靴の最大の魅力は紐がないことです!僕みたいな面倒くさがり屋でも脱ぎ履きがめちゃくちゃ簡単にできます。

 

オデッサ 910BL(E)

モンクストラップにはシングルとダブルの2種類あります。ダブルはシングルよりもより華やかな雰囲気を与えます。実は、ダブルストラップのみがビジネスに合わせられる唯一の紐なし靴なのです!これはめちゃくちゃポイントが高いです。日本では靴をよく脱ぐ習慣があるので、紐なしのスリッポンタイプが楽ですから。

 

修道士の靴であったモンクストラップを、洗練された現代の男たちの足元によみがえらせる、ダブルモンクストラップのシューズ。ちょっとハードな印象のデザインを、ロングノーズとシングルE の細く長いフォルムがやわらげてくれます。

高級カーフに上質で繊細なテクスチュアを施した甲革は、本格革独特の味わいをお楽しみいただけます。さらに「モルトドレッシング」で磨き上げた光沢は、一級の革靴を楽しむ喜びを味わうとともに、いつまでも飽きのこない光沢と質感をもたらしてくれます。

遊び心を忘れない男たちの、ビジネスシーンを彩るシューズです。

出典:https://www.scotchgrain-shop.com

 

 

✔︎プレーントゥ

プレーントゥは文字どおりトゥに飾りが何もない靴です。この靴はとても万能で、フォーマルな場面でもカジュアルな場面でも場所を選ばずに履ける靴です!

 

シンプルなデザインであることから革の質感、靴の作りにごまかしが効きません。パン屋で例えると、食パンがうまい店はベースがしっかりしているので他のパンも美味しいですよね。それと同じでプレーントゥは良くも悪くも素材やセンス、技術が出てしまうので買う場合も注意が必要です。

 

スコッチグレインはプレーントゥのデザイン性も高く、かなりおすすめできます!

 

アシュランス 3524BL(EEE)

スコッチグレインのプレーントゥはぶっちゃけレベルが高すぎます。国産のカーフを使用しているのでトゥの部分が安っぽくなりません。トゥがプレーンなので革の質感がかなり靴に与える影響が大きいです。

 

国産高級カーフのプレーントゥは、一足は持っていたい必須アイテム。ファッション性を意識しながら、履きやすさに重点を置いて仕上げてあります。外観はとてもシャープに見えますが、幅も甲もある3Eウィズです。

いつまでも飽きのこない一足をお探しの方に。

出典:https://www.scotchgrain-shop.com

 

 

✔︎Uチップ

Uチップはつま先がUの字に縫い込まれたデザインから呼ばれています。プレーントゥよりもカジュアルな部類ですが、モンクストラップと違い履けるシーンは圧倒的に高く、汎用性の高い靴です。

 

アシュランス 3529BL(EEE)

靴のワイドが3Eなので足の横幅が気になる方でも快適に履くことができます。中底にはクッション性の高いオリジナルスポンジを使用しているので長時間歩く時に適しています。

 

履きやすい3Eなのに、シャープな印象を与える独特のフォルムのUチップ。スッキリ伸びたUラインが端正でスマートな印象を与えてくれます。スタンダードなデザインと、国産高級カーフを使用した安定感のある一足です。

いつでも、どこでも、履きこなせる身近なシューズです。

出典:https://www.scotchgrain-shop.com

 

 

✔︎ローファー

ローファーはスリッポンの一種なんです。なので紹介してきた靴の中では一番カジュアルな靴になります。また、ローファーは「コインローファー」や「ターッセルローファー」などバリエーション豊富です。

 

紐が無い分やはり脱ぎ履きが楽ですね!

 

ヴェント 2268BL(EEE)


ローファーは日本人の頻繁に脱ぎ履きする文化に適した靴です。スコッチグレインはカジュアル要素が強くなってしまうローファーに対して、デザインを工夫することで様々なシーンに対応できる1足に仕上げました。

 

ビジネスでもカジュアルでも、オールラウンドに活躍できるベーシックなローファーのモデルです。

浅く緩みを感じてしまうスリッポンタイプの脱げやすい弱点が、木型の改良により履きやすく改善されました。

紐靴と同様の履きやすさと、スリッポンの気軽さを兼ね備えたこのモデルは、さまざまなファッションにも合わせやすいオールラウンドな一足です。

出典:https://www.scotchgrain-shop.com

公式ページで詳細を見る

 

自分のサイズにあった靴の選び方

靴はサイズ感が命です。どんなにかっこいいデザインでも、高級な革を使っていても自分の足のサイズに合っていなければ長く履き続けることはできません。

 

自分の足のサイズを正しく測って適正サイズを購入しましょう!

 

✔︎足長の測り方

かかとの一番端から最も長い足指までの長さ

 

✔︎足囲の測り方

親指の付け根の一番出ているところから小指の付け根の一番出ているところを結んだ周囲の長さ

 

 

まとめ

スコッチグレインの一押しのモデルを紹介しましたが気に入った靴はありましたか。スコッチグレインは日本を代表するシューズブランドでリーガルよりも価格帯の上の高級ブランドです。絶対に後悔しない靴だと思いますので、是非1足手に入れましょう!

 

コメント