かめまるです
「靴は履き潰すものではない」
愛情をもって育てていくものだと思います。
正しい靴磨きをすることで、靴の寿命は大幅にUPします!
靴磨きの手順
1.靴紐を外す
靴の隅々まで磨けるように靴紐を外しましょう。面倒くさがらずに紐を外すことでその後の工程に大きく影響してきます。僕は靴磨きを始めた頃、紐を外した後にまた通すのが面倒くさくて外していませんでした。でも紐を外さないと色々不便なことがあって、紐にクリームが付いたり、ブラシがかけにくかったりするので必ず外しましょう。
2.シューキーパーを入れる
シューキーパーを入れることで靴のシワが伸びる為、クリームを伸ばしやすく、ブラシもかなりかけやすくなります。シューキーパーを入れないと、ブラシをかけた時に靴がフニャっとするので結構ストレスになります。
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3.埃を払う
ここまで準備ができたら早速埃を払っていきましょう!ブラシは馬毛ブラシがおすすめです。馬毛ブラシと豚毛ブラシの区別がつかない方はこちらを参考に。
穴飾りやコバ周り、紐を外した羽根の内側は特に埃や汚れが溜まりやすい部分なので、入念に掻き出すようなイメージを持ってブラッシングしていきましょう!
馬毛ブラシは毛足の長いものがおすすめです。羽根の内側はブラシがかけにくいので、長いものを重宝します。
4.リムーバーで汚れを取る
リムーバーは100円サイズくらいの量を布に染み込ませて、表面の汚れを円を描くようにこすります。汚れがひどいからといってゴシゴシこするのはNG!革が痛んでしまいます。
パッと見て綺麗そうでも古いクリームや汚れは意外と付着しているので、革にツヤがなくなるのを目安に拭き取っていきましょう。靴全体を4回に分けて拭いていくと、拭き過ぎにならず拭き残しもないくらいになりますのでご参考に。
布の巻き方は人差し指と中指にぐるぐるっと巻きつければOK!鏡面磨きではなく、汚れを拭き取るのが目的なのでしっかり巻く必要はありません。
5.栄養クリームを塗る
栄養クリームの塗り方は指で直接塗るのとペネトレイトブラシという小さいブラシで塗る2つの方法があります。指を汚したくない方はペネトレイトブラシを使ったほうがいいと思います。ただ、僕は指で直接塗ることを強くおすすめします。指で塗ることで革にクリームが染み込んでいくのが分かり、塗りすぎやクリームが足らないところが感覚的に分かるようになってきます。この感覚が掴めてくるとより靴磨きが楽しくなってきます。
乾燥しているところや履きシワはクリームをぐんぐん吸収するので、多めにクリーム塗ってあげましょう!少し塗りすぎてしまってもこの後の工程で、クリームを拭き取るので分からない間は気にせずに塗っても大丈夫です。
6.クリームをなじませる
クリームを革にしっかり浸透させる為に、豚毛ブラシでブラッシングします。ポイントは強めの力で素早くこすることです。摩擦熱によってクリームが革に浸透していきますので、そのイメージを持ってブラッシングをしましょう。
履きシワが目立つところはしっかりとクリームを浸透させることで、革が潤いシワを軽減することができます。
7.余分なクリームを拭く
豚毛ブラシでブラッシングした後でも、塗ったすべてのクリームが革に浸透するのではなく、革に浸透しきれなかったクリームが表面に残っています。その表面に残ったクリームを拭き取らずにそのままにすると、それが菌のエサとなってカビが繁殖したりします。なのでこの工程もとても重要です。
クリームを拭き取る布は使い古したTシャツなど綿が好ましいです。タオル生地のようなものではなく、毛足の短いものがベター。布の巻き方はリムーバーのような簡易的な巻き方より、指からずれないようにしっかり巻き付けましょう。
拭き取りの回数はリムーバーの時と同じで、靴全体を4回に分けて拭き取りましょう。ポイントは常に綺麗な面で拭き取ることです。
靴磨きの頻度
ここまでの流れは靴をよりよく保つためのシューケアであり、月に1回程度で十分です。これはあくまでも目安で使用頻度によって変わってきますが、一般的には3足をローテーションした時です。
普段の使用後はここまでする必要はなく、汚れや埃を払うだけで大丈夫です。
最後に
大切な靴と長く付き合っていくためには、定期的な靴のメンテナンスが必要になってきます。しっかりとケアをすることで、その寿命を格段に伸ばすことができます。ぜひ、靴磨きを習慣化できるようにしましょう!
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