【靴磨き】馬毛ブラシと豚毛ブラシの違いは?間違って使っていないですか?

靴磨き

かめまるです

いきなりですが馬毛ブラシ、豚毛ブラシを読めますか?
一般的な呼び方は馬毛(うまげ)、豚毛(ぶたげ)と呼びます

恥ずかしながら自分は最初、ばげ?とんもう?
こりゃ何て読むんだ?と思っていました。スマホの予測変換でうまげ、ぶたげと
打っても出てこなかったことから読み方についてとても苦しめられました(´;Д;`)

ネットで検索しても読み方がなかなか書いてなく、youtubeの動画を
見ながらブラシをなんて呼んでいるのか?なんてこともしていました。

それでは本題へ

馬毛ブラシと豚毛ブラシの違い

馬毛ブラシ
豚毛ブラシ
  • 靴についたほこりを落とす
  • 靴に塗ったクリームをなじませる

この二つを見比べると馬毛ブラシは毛先が細く柔らかそうで、
豚毛ブラシは毛がしっかりしていてコシがあるように見えますね。

そんなこと言っても実際自分の持ってるブラシがどっちかなんてわからないよ。
なんて方に最強の見分け方を紹介します。それはブラシを上から見ることです。

馬毛ブラシは豚毛に比べて毛先が細いので、毛が全面に広がっている。それに比べて豚毛ブラシは毛先まで太さが同じなので、よく見ると1ブロックごとにまとまっている。考えてみれば馬毛ブラシはほこりを落とすので、毛先が細いのは理にかなっていますね。

それでも分からなかった方へ、安心してください。
自分も馬毛ブラシをずっと豚毛ブラシだと思って使っていました。笑

馬毛ブラシ

おさらいですね、馬毛ブラシの目的は靴についたほこりを落とすこと。
ほこりを落とすことはとても大切で、ほこりや砂が靴についているまま
にすると次に使う豚毛ブラシで靴を傷つけてしまうことがあります。

ほこりや砂をしっかり落とすためには毛の長いものをぜひ使ってください。

特に、左の写真の革とソールの間の部分(コバ)や紐を通す部分の下にある
ベロみたいな部分(タン)は細部にほこりがたまりやすいのでしっかり
ブラッシングしましょう。ちなみにベロみたいだからタンって呼ぶのかも…

革とソールの間の部分(タン)

これまで馬毛はほこり落としと言ってきましたが、実はもう一つの使い方
があります。これはデリケートな革の仕上げ用として使います。
ちょっと分かりにくくなるので黙ってました。すみません(;´・Д・)

基本的には馬毛ブラシ=ほこり落としでOKです!

おすすめの馬毛ブラシ

とりあえずこれ買っとけば間違えないでしょ!っていうブラシです。
値段の割にクオリティはめちゃくちゃ高いです。まだ持ってない方はぜひ!

M.MOWBRAYのブラシは、初心者が使ってもプロが使っても仕上がりが同じようになるとか言われてます。木の部分が直線的なのが好きかで好みが分かれると思います。

ジャーマンブラシ2は言わずと知れたコロンブスです。こちらもすごく有名ですね。個人的には、木の部分の優雅な曲線が好きです。この反りによって手にフィットして、ブラッシングがとてもしやすいです。

馬毛ブラシの選び方と詳しい説明は【革靴】おすすめの馬毛ブラシ3選!【サイズ感と毛の長さが重要です】で解説しています!

豚毛ブラシ(化繊ブラシ)

おさらいです、豚毛ブラシの目的はクリームをなじませること。
クリームを革にしっかり浸透させます。

実は豚毛ブラシには化学繊維でできた化繊ブラシというものもあります。
用途はどちらも一緒で、素材が天然か人工かの違いです。

個人的にはどちらでもいいと思ってます。
ただ金銭的に優しいのはやはり化繊ブラシですね。

最初の頃は靴をゴシゴシブラッシングして大丈夫?
って不安な気持ちになります。

そんな時は少し力を抜いてブラッシングしてみてください。やってるうちに段々力加減が分かってきます。慣れてきたら強めの力でブラッシングしてみましょう。イメージは摩擦熱によってクリームを浸透させる感じです。

ここで、履きじわを入念になじませることがポイントです。
クリームがしっかりとなじむことでしわの軽減に繋がります。

おすすめの豚毛ブラシ(化繊ブラシ)

豚毛ブラシと化繊ブラシでそれぞれおすすめブラシを紹介していきます。豚毛ブラシを選ぶポイントとしては、持ちやすい大きさのものを選ぶことです。馬毛ブラシは少し大きいものが良いですが、豚毛ブラシは逆に少し小さいものが良いです。

豚毛ブラシはDASCOのブリストルブラシがめちゃくちゃおすすめです。小さめサイズはフィット感がハンパないです!値段もリーズナブルなのにしっかりとコシがあるのもポイント高いです。

先ほど紹介した豚毛ブラシとほぼほぼ同価格帯なのですが、コスパで言ったら化繊ブラシの方が上です。なぜなら豚毛ブラシは天然なので毛の太さや硬さがバラバラです。そのため、同じような毛を選別する手間があります。一方、化繊ブラシは人工ものなので意図する太さ、硬さの毛を簡単に作ることができます。必然的に人件費のかからない化繊ブラシの方がコスト、品質において優れたものができます。

ただ、何度も言いますが天然か人工がいいかは完全に好みになってきますので、自分がいいなと思った方を選びましょう!

豚毛ブラシを選ぶ時の注意点

  1. ブラシは靴の色の数だけ用意

毛にクリームの色がつくので、基本的には黒の靴には黒用のブラシを、
茶色の靴には茶色用のブラシを用意しましょう。

  • 黒靴は毛が白系のブラシを選ぶ

というのも、黒の毛のブラシに黒のクリームが付いていても、茶色のクリームが付いていても判別できないんです。要は、初めから黒色の毛は買わないか、黒色の毛のブラシは黒靴用にするか。この点さえ注意すれば大丈夫です。

実はこれ、結構失敗した話を聞きます。

最後に

自分はこの豚毛ブラシでのブラッシングがすっごい好きです。
どんどん光る楽しさもありますが、これまでの汚れ落としや
クリーム塗りはこの時のためにやってきたんだ!
って実感できるからです。

何かに挑戦して、頑張って頑張って、やっと結果が出た時と似てますね(*´ω`)o。゚

今日はそんな感じっ

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